横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

科学は遺伝子を解明している。
遺伝子の構造と、働きが年々解ってきた。
しかし、遺伝子の中に何が記憶されるのかは全く解明されない。
ある人の努力した内容が遺伝子に組み込まれるのか?
環境に適応しようとする意志が組み込まれるのか?
生きていくための重要な要素を組み込んでいることは確かであろう。

私は、全て魂を通して遺伝子は変わっていくのではないかと思っている。
すなわち、祈りや希望が遺伝子に組み込まれていくのだろうと。

ある人は足が遅かったとしよう。
何とか、人に負けないように走る努力をする。
その意志の強さと日々の訓練が自分の魂を通して生きている自分の遺伝子を変える。

そして、死ぬときに遺伝子情報を魂が記憶し、それが次の生命の遺伝子に組み込まれる。

音楽の天才がいて、何とか自分の音楽能力を磨こうとしていた。
しかし、それが成就しない間に病気や事故で生命を落とすことになる。
しかし、その意志は遺伝子に受け継がれ、魂に記憶され、次の生命の能力になる。

幼い天才が、一回聴いた曲をすぐに演奏できるという不思議は、実はそれほど不思議なものでなく、
生まれ変わりの生命に、遺伝子として組み込まれているのであろう。

強い記憶や強い感動も、遺伝子に組み込まれ、脳が発達する過程で、脳の記憶に組み込まれていくのだ。