横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

昨年夏の全国高校野球選手権大会に出場した高知市立高知商業高野球部の部員が、同校ダンス同好会主催の有料の発表会にユニホーム姿で出演したことが日本学生野球憲章に抵触するということで、日本高野連は16日に同校の野球部長の謹慎処分を日本学生野球協会審査室に上申した。

高知商ダンス同好会は昨年12月、高知市内の会場を借りて発表会を開催した。入場料は一人500円。夏の野球大会でダンス同好会はチアガールとして応援してくれたお返しに、野球部員がユニホーム姿でゲスト出演したのだ。

そのことにつき、日本高野連は、
「発表会への参加は問題ないが、有料だったことが、日本学生野球憲章が禁じる野球部員の商業的利用に当たる。文化祭で同じことをやっても何の問題にもならない」と指摘したのだ。

世の中、実におかしなことを言うものだと私は不思議に思う。

野球部員が出場した対価を受け取ったと言うのならいざ知らず、高校生同士がお互いの活動の応援をしているだけではないか。このことは褒められてもいいほどのこと。

夏の高校野球の予選では、各地の予選大会で入場料を取っているではないか!
甲子園でも、入場料を取り、しかも、有料のビールや飲み物、かち割り、弁当を売っているではないか!

今の世の中、何をするにも無料でできることはなく、ダンス発表会を有料にするのは当たり前。

高野連は、詭弁を弄し、ユニホームを着用して出たことが問題であると言う。

そう言う詭弁を言うなら、甲子園の大会にユニホームを着てチヤガールがダンスを踊ることも禁止せざるを得ぬ。

ことの本質を見ず、文字に書かれたルールで持って全てをジャッジする、高野連の連中こそ、退場すべきである。