横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

親父と俺 その2

親父と俺 その2

自分の言う「和」は平和で仲良く事なかれ主義ではなく、お互いは一人で生活で出来るものでなく、常に凡ゆる人に支えられて、助けられて日常生活が営まれるものである。 即ち、食うためには、百姓や漁師の世話になり、手紙を出せば、何人かの手を潜り、20円 …

親父と俺 その1

親父と俺 その1

親父は明治8年1月生まれと言うから、私は算術計算で32歳の時の子である。 自分には姉があり、兄があり、本当は次男であるが、兄茂作は生後間もなく死亡したので、佐藤家嫡子は生まれながらに約束せられたのである。 また、弟には満、亀次、八郎、音熊、 …