横浜こぼれ話は筆者の佐藤栄次が随筆や意見や考えを書いておりますので、一度見に来てください、

昨日、テレビを見ていたら、たまたま、『天才は親が作る』著者の吉井妙子が出てきた。
天才を育てた親にインタビューして、そこに共通したものがあることに気がついたという。
その共通した内容とは以下のようなことだった。

●足裏を刺激する
天才は幼少期から少年期の間に、裸足で歩いたり、遊ばせたりした時期が必ずあると言う。
海で泳ぐこともそうである。
どうも、足裏を刺激することは同時に脳を活性化させるのだという。

●ほめ上手
天才を育てた親はみんな、子供のやっていることを、うまく誉めていた。
決して強制することはなく、威したりすることもしなかった。
人間の脳は誉められたことは記憶するが、怒られたりすると忘れてしまうようにできているからだそうだ。

●両親のどちらかがその競技が好き
子供は親がやっていることは楽しいことだと解釈するのだそうだ。
だから、自然にそのことを始めるのだと。

●目標設定は実力の10%くらい、ちょっとがんばるとできるくらい
目標は高すぎても意味のないこと。実現可能な程度の目標を立て、できたら誉めることで、さらにやる気が出てくるというのだ。

●子供の帰る時間にどちらかの親が家にいる
子供にとって親は帰る場所。一緒にいたい場所。相談相手。自分が安心できる親がいることは脳の生育にとって最も重要なこと。

●両親の仲がいい
親が仲のいいことは、やはり、安心していられることの最も重要な要素である。

この話を聞いて、私は今朝、妻と長男に話した。

妻の反応は、まったく、「うちがそうじゃあないの」と言った。だから、いい子供たちに育ったと100%合意した。

一方息子は、「そうじゃあないよ、俺は相当殴られたよ」

これで、会話はストップしてしまった。