我々が使う言葉は少しずつ定義が違う。
以前から、魂とはなんぞや?
意識とはなんぞや?
死を前にして、「もう、意識がありません」と言う。
また、魂という言葉は、生きている人にも、死んだ後にも使う。
私は、この二つの言葉に、何か不思議なものを感じる。
脳や心臓を作り出すのが意識ではなかろうか?
それに対して、魂は、現生にも、死後の世界も使う。
そこで、私は考えた。
魂こそが存在であり、その姿が生物の体。
生物が生きている間には意識が自分をコントロールする。
意識を集中するとは何ぞや?
たぶん、自分の魂に返るということ。
魂こそ、自分の運命を決定づける。
しかし、人間はとかく魂の運命を忘れ、意識のままに行動する。
そこには事故も起きる。
事故は魂にとって予想外。
外的要因だから。
魂を呼び覚ますとは、自分の運命を自覚するということ。
意識と精神は同じレベルではなかろうか?